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中小企業診断士 二次試験の攻略⑨ 試験委員を知る

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こんにちは燦です。令和3年度も試験日程発表されましたね。

うむ、こんな感じじゃね。

令和3年 試験日程
①一次案内 5/7~6/11
②一次試験 8/21・22
③合格発表 9/21
④二次案内 9/10~10/5
⑤二次筆記 11/7
⑥筆記結果 R4/1/14
⑦二次口述 R4/1/23
⑧合格発表 R4/2/2

一次試験と二次試験の間は2.5か月なので通常年ですね。一次試験学習中に余裕があれば少し二次試験学習にも触れておいた方がいいかもしれません。

二次筆記試験の結果は令和4年とな。最終合格発表が2月か。

いつも年末か年始に最終合格発表なのに例年よりかなり遅いです。筆記試験の結果がわからないままの年越しはちょっと嫌ですね。

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さて、前回は運ゲーの壁を打ち砕き無事合格ラインへ飛び抜けて頂けましたか?

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いつもの図

いや、運ゲーをそう簡単に超えられたら世の中のギャンブルは成立しないわな。

今回は、より正解と思しき解答の方向性を見定めるべく、試験委員について考えていきましょう。

試験委員ってもしかして作問者ってこと?そりゃ知らなきゃいかんじゃろ。

はい、何を隠そう私が二次試験学習初期にやっていたこと。それが試験委員の徹底調査です。とりあえず全員調べ上げました。
で、色々調べた結果、二次試験に関わる最重要人物この4名ですね。もちろん公式の見解などはなく推測ですけど。

最重要試験委員(敬称略)
①事例Ⅰ 岩崎尚人
②事例Ⅱ 岩崎邦彦
③事例Ⅲ 本田康夫
④事例Ⅳ 齋藤正章

ふーん。それがわかったところでどうする?

簡単です。学者としてはかなり有名な先生方達ですので、論文著書などがあります。それを読むわけです。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」じゃな。

そういうことです。私からするとこの辺の知識も踏まえずに二次試験を受けるのは大きなハンデです。作問に大きな影響を持っている人がどういう思想なのかを知ることはとても有効だと思いませんか?

有効どころか、それは答えの無い試験の答えそのものではないか?

ということで早速、著書について触れていきましょう。

著書
岩崎尚人
①コーポレートデザインの再設計
②新経営戦略論
岩崎邦彦
①小が大を超えるマーケティング法則
②スモールビジネス・マーケティング
③小さな会社を強くするブランド作りの教科書
④農業のマーケティング教科書 etc..
本田康夫
①北海道の企業1~3
齋藤正章
①管理会計
②ファイナンス入門

試験委員の本を読むのは有効といったものの、ただでさえ時間がないのに試験学習しながら本をたくさん読むのは大変じゃないか?

令和2年の事例ⅣROIの問題は齋藤先生の「管理会計」を読んでおけば他の受験者に差をつけて得点できたことを思えば、それが合否を分ける要因になった人もいたかもしれません。
とはいえ全部読むのは時間的に大変なのはわかります。なのでおススメ方法を紹介します。

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まず、本を1冊まで絞るなら「スモールビジネスマーケティング」「小が大を超えるマーケティング法則」です。これらは事例Ⅱの世界観そのままです。
あと邦彦先生の本はどれも読みやすくてむちゃくちゃ面白いです。診断士関係なく有益で、気分転換にサクッと読める本です。

ふむふむ。それは買おうかな。あとはどうする?

無料の論文を紹介しちゃいます!

 

論文

■事例Ⅰ 岩崎尚人

成城大学リポジトリ

■事例Ⅲ 本田康夫

札幌大学学術情報リポジトリ

 

岩崎尚人先生の「コーポレートデザイン」に関する論文も読めます。
本田先生の「北海道の企業」も著書だと90%は試験委員ではない方の章ばかりなので、論文で本田先生の「ホクビー」「日農機製工」「トルク精密工業」3兄弟を押さえとけばOKです。

齋藤氏の「管理会計」はどうする?

齋藤先生の論文はオンラインにはなく、図書館にいくか、本を買うしかないですね。
ただ邦彦先生の著書のように休憩がてらに読める本ではないと思います。
私も読んでないので意見は難しいですが、色々本を読んだ中では、他を削って「管理会計」を読んだ方が良かったかなと思います。

時間的余裕があれば本を買うのが一番手っ取り早いかな。価格も手頃だし。

あと試験委員は関係ないですが、事例Ⅲが苦手な人には「ザ・ゴール」(ゴールドラット) がオススメですね。主に生産性向上の話ですけど製造業の見落としがちな原則が学べます。

本は分厚いけど小説調なので読みやすそうじゃな。

試験委員の息吹を感じ取る。尚人先生なら割と組織革新派だなとか、邦彦先生なら地元志向、差別化ブランド戦略だなとか。これに関しては殆ど触れられていないノウハウなので有効だと思っています。

正解キーワードを探り当てる指針になるかもしれないな。

一つだけマジの注意点です!あくまで思想の取り込みは解答の軸であって、解答そのものではないということです。

どういうこと?

試験委員先生の論文著書にどれだけ書かれていようが、与件文や設問文に書いていないことは、解答に使うべきではありません。例えば販売戦略を問われていて、「インフルエンサーを招待しSNSの口コミを活用して新規顧客を獲得する」等と解答することです。

それが作問者の本で有効と書かれている内容であっても書いちゃダメなのか?

書いちゃダメです。なぜなら作問者採点者は基本的に別人であり、それが定められた答えではない可能性が高く無慈悲に×になるからです。
もちろん与件文にインフルエンサーと友達で~とか、SNSの口コミに関する有効性を示すデータなどのヒントが与えていれば正解かもしれません。
なにも触れられていないのに他のヒント(解答の示唆)を無視して独自の解答を書いてはいけません。

著書は著書。試験は試験で、そこは切り分けが必要じゃな。
ならむしろ読まなくてもいいのでは?

解答のひらめき方向性を得るには特に試験委員の著書や論文を読むのはいいと思います。それが出題のヤマ張りにも繋がるんです。

ヤマ張り?

そこはまた次回~。

 

※令和3年度は重要試験委員がそろそろ変わるかもしれません。

 そうなればまた更新します。