とりあえず診断士になるソクラテス

中小企業診断士になってクラスチェンジしましょう

中小企業診断士 二次試験の攻略① 難しさの把握

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前回 中小企業診断士試験 受験者統計からわかること② 

会話が出ない場合 https://narou.sun-smec.com/entry/2021/03/07/004048

 

こんにちは燦です。

どうも一次試験学習中のソクラテスです。

本日はいよいよ二次試験についてです。

一次試験学習中いうとるじゃろうが。

みんな知りたいのは二次試験の方なんですよ。一次試験は学習手段さえ確立すればどんな道であれ努力によって合格できますから。

二次試験は努力だけでは合格出来ないのか?

二次試験が難しい理由は色々あります。それを早速見ていきましょう。一次試験学習中の方もストレート合格を目指すのであれば二次試験を意識することは重要だと思います。

二次試験が難しい理由
①ガチ勢との上位20%争奪戦
②公式の答えが明かされない
③学習期間が少ない
④取り組み方も百花繚乱

まず①ガチ勢との上位20%争奪戦。
二次試験は、一次試験とは会場の雰囲気がガラリと変わります。受験者みんな天空闘技場の200階みたいな顔をしています。

を習得していないと門前払いじゃな。くわばらくわばら。ってどんな顔しとんねん。

一次試験のように門戸全開放の試験じゃないですから。一次試験を通った二次試験受験者は既に選別を受けています。中には10年間、この二次試験の為だけに山籠もりをして正拳突きで鍛えに鍛えた上で人生を掛けている猛者もいるんです。

そりゃ解答の速度も音を置き去りにしてそうじゃな。でも9年間試験に落ちてるんだから、やり方を変えた方が…。

そんな猛者達の中で、わずか2~3か月だけの期間しか与えらずに上位20%を取るということが、如何に制約と誓約を必要とする至難の業かわかりますか?

(あかんこいつ、HUNTER×HUNTERの再放送を見とるだけじゃ)

次に②公式の答えが明かされない。中小企業診断士の二次試験は答えが一切明かされません。
なので、どんな答えを目指せばいいのかの指針が非常に難しいです。良かれと思っていた方向性が全く間違っており、学習すればするほど正解から離れていくなんてことも起こります。

それはやっかいじゃ。なんで答えが明かされないんじゃ?

たぶん揉めるからでしょうね。本来ビジネスでの正解なんて誰にもわかりませんから。公式の解答が提示されるなら、いや俺の方の答えの方が正しいだろ!だってこれで実績出してるから。とかのイチャモンがいくらでも出てきますし、その正当性の検証もかなり難しいし手間だし現実的じゃないでしょう。

答えがわからないなら自分がなぜ落ちたのかどこかダメだったのかも正確には一生わからないという事か。けっこうきついな。

ただし自身の得点が何点だったのかは、得点開示請求をすれば知ることは出来ます。

得点開示請求をしないとわからないのか?

はい。普通は「口述試験受験案内(つまり筆記試験合格)」か、A~Dというざっくり評価での「不合格」の通知がくるだけです。
得点開示請求は、「個人情報保護法」に基づき国民が中小企業診断協会に情報開示を求めるというプロセスで成り立っています。この手法が確立されたのも2015年と割と最近のことなんですよ。

手続きはちと面倒そうじゃが、自分の得点がわかるのは助かるな。

この制度はぜひ活用してください。

次に③学習期間が少ない。です。主にストレート合格を目指す場合の話ですけどね。

そりゃ一次試験を合格して、二次試験を合格したくないなんて人は基本的におらんじゃろ。

その場合、一次試験から二次試験まで2~3か月しか猶予がないんですよ。

前年度に二次試験を落とした人は1年間みっちり学習して挑んでくるわけだから、初年度受験者にとっては特に厳しい戦いになるな。

ですね。一応一次試験を学習した新鮮な記憶と勢いはありますから、100%不利というわけではないかもしれませんが。厳しい戦いには違いないです。この短期間の間で如何に「意味のある」学習をするかが重要なポイントになります。

意味のある」学習と「意味のない」学習を教えてくれ。

意味のない」学習なんてないとは思っています。ひたすら模範解答を筆写すること、大学入試の現代文を解くこと、春秋要約すること、一次試験知識を入れなおすこと、100字トレーニングすること、模試を受けること、全て効果的だと思います。ですが、それをわずかな期間のプログラムに入れるかというと話は変わってきます。
私が実際に行って「意味があった」と思う学習についてはまた次回に述べます。

 

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最後に④取り組み方も百花繚乱。いかんせん答えがわからないので、予備校の模範解答がバラバラです。解法や教え方もバラバラですし、各自のやり方もバラバラです。なので自分のやり方を確立することが大事です。しかし自分のやり方に固執することも危険です。

捉えどころがないんじゃね。それに予備校もたくさんあるし、二次試験対策ブログとかもめちゃくちゃあるみたいじゃ。

確立された解法がないことで、大手予備校の独占がままならず、このようなブログも含めての二次試験対策が百花繚乱している背景となっています。百花繚乱といえば聞こえはいいですが、実際は玉石混交、魑魅魍魎です。凡人が合格した喜びの余り、難解な試験に対しついつい不適切な指導をすることもあるでしょう。私自身がそうであることも否定はしません。

一種のダニング=クルーガー効果じゃね。試験合格者はN=1でしかないわけじゃから、その成果の検証も難しいわな。

もちろん基本的には独学合格者のノウハウよりも何年も研究しているプロ有料プログラムを通すことは有効でしょう。しかし予備校は予備校で問題がないわけではないです。

問題?

まず受講者の合格率がよくわからない。普通は高い合格率であれば受講者の獲得のため大々的にPRしますよね。それがあまりされていません(特に大手)。もちろん合格者の声とかはありますよ。でも知りたいのは、合格できなかった人が何十万円を積むことで合格できるようになったかどうかです。つまり予備校の合格率が20%よりどれだけ高いのかどうかです。一応小規模のところは合格率が開示されてたりもします。40%等かなり高い数値みたいですが、母数が少なくなんともいえません。

開示出来ない理由があるのかね?小規模のところは大体高額だから、受験者も本気だし手取り足取りは教えられるから一定の効果はあるかもしれんね。

他にはこんな例もあります。独学で初二次試験受験者が238点で惜しくも不合格だった人が、予備校で1年間必死で学習して受けた2回目のTRYで230点で惨敗というような悲劇も存在します。

それは何のために予備校にいったのかわからんくなるな。

さらに模試の採点試験採点サービス現実結果との乖離です。予備校が評価する点数と実際の試験点数が乖離することが多々あります。

試験採点サービス

二次試験で解答した再現答案を予備校に提出することで、合格発表前よりも先に合否予想をしてくれるんです。これがまぁ当たらない当たらない。

マーフィーの法則で単に当たって無い人が騒いでいるだけでは?
それに予備校にとってみりゃ合格者は顧客になり得ないのだから、殆どを不合格予想とするんじゃなかろうか。

確かに全母数の統計をとったわけじゃないのであまりいい加減なことは言えません。ですが模試結果や予備校予想に反して合格した不合格だったという声が目立つのは事実です。

ふーむ。ネットの情報も玉石混交、予備校もどこまで信用していいかわからないとするなら、一体何を指針に学習すればいいんじゃ?

基本的に信用できるのは、実のところこれだけだと思います。

二次試験学習で信用できるもの
①過去問
②高得点解答(80点以上)

やっぱり過去問か。

やっぱり過去問です。模試するくらいなら過去問やればいいです。つまり実戦です。現代文だ春秋要約だ100字訓練だなんてしなくても、過去問に全部の要素が詰まってます。それに何年でも無料で遡れますよ。ただし古いものほど模範解答高得点解答はわかりません。

答えがわからないのなら意味ないのでは…?

問題はそこなんですよ。高得点解答はなかなか入手できません。しかもその再現答案だって本当に実試験で書いた内容をどこまで正確に復元出来ているかもわかりません。そのあたりの方策や解き方についてのセオリーなんかは次回にやりましょう。

二次試験の実態を聞いて、強敵が蠢く中、裸で暗闇の中を歩いているようなイメージはわかったよ。これはまさに中忍試験じゃな。

ソクラテスくん!カンニングはしたらダメですよ。なぜならその答えが正しいか誰もわからないんですからHAHA!

 

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