こんにちは燦です。君は二次試験は何点だったかな!?
どうやったら得点を知れるの?待ってたら試験結果表みたいなのがくる?
いいえ、こっちから請求しないと一生きません。
―――――――2023年更新――――――
令和4年度の試験から得点開示請求をしなくとも得点が全て自動的に告知されるようになりました!
やったぜ!
この記事の意義は?
全くの無価値であります!
昔はこんな面倒なことをしてたのじゃ。という記録として残しておこう…。
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1.得点開示請求のやり方
この公式ページの方法に従って郵送すればOKです。
「個人情報の保護に関する法律」第 28 条第 1 項の規定に基づく中小企業診断士試験にかかる保有個人情報の開示請求の申請手続きについて
https://www.j-smeca.jp/attach/test/kojinjyouhou_kaiji_seikyu2021.10.26.pdf
●送るものリスト
② 本人確認証のコピー
③ 住民票の写し
④ 返信用封筒
●送り先
東京都中央区銀座 1-14-11 銀松ビル 5 階
一般社団法人 中小企業診断協会 試験業務課
電 話:03-3563-0851(代) ファクシミリ:03-3567-5927
2.送るものリスト詳細
① 保有個人情報開示申請書(記入例)
上記URLから申請書をプリントアウトします。
私が送った時は、1次試験と2次試験のわざわざ2枚の紙に分けて○をして同封して送りましたが、おそらくそんな必要はなく上のようにダブルマークしてもいいんじゃないでしょうか。
年度に関しても過去5年間までは、(平成30年度~令和3)年度という感じで同時に請求できるみたいです。
それより過去の結果はもう開示請求が出来ないようです。
一次の得点開示いるか?自己採点出来るよね。
正確な点数が知りたいのと、なにかの時の証明のためですかね…?
まぁついでですから。
② 本人確認証のコピー
下記の内どれか
・免許証
・マイナンバーカード(番号面不要)
・パスポート
・外国人登録証明書
・保険証(保険番号塗りつぶし)
氏名や住所変更があったなら、戸籍抄本とかも必要。
③ 住民票の写し
・直近30日以内に発行されたもの
・コピー不可
・本人のみ記載のもの
・住民票コード不記載のもの
・マイナンバー不記載のもの
条件細か!!
マイナンバーカードがあればコンビニで300円とかで発行できますよね。
マイナンバーの表示はどの道無理だったと思います。
④ 返信用封筒
・サイズは定型(縦長の小さいやつ)
・返信用封筒に84円切手と簡易書留(320円)扱いが必要
・返信先住所は、住民票や申請書の住所と一致しなければダメ
こちらから送るときも簡易書留が推奨されてますが、私は普通郵便で送りました。
紛失は自己責任ですが特に問題はありませんでした。
3.ポストに投函して待つ
出すタイミングは、口述試験の合格発表後です。
その前に出してしまったらどうなんの?
合格発表後までほっとかれるだけみたいです。
※Twitterのフォロワー様(@ichi_cross)が合格発表前に提出してしまった上で、協会に問い合わせされたところ、次のような趣旨の回答があったとのことです。
・本来は差し戻しだが、それはかわいそうだから受領する
・ただし合格発表後に届いた人から優先的に処理していく
合格発表前に出してしまった場合、返信が遅くなる説は本当の様です。
追記: 第一派郵送組(2/16)から遅れる事2週間超、ようやく届いたそうです(3/5)。そもそも第一波郵送組と第二波郵送組の間隔がかなり空いてますね…。
1か月くらいしたら、自分が自分宛てに書いた謎の封筒が届きます。
そこにホスピタリティの欠片もない1枚の紙が入っています。
※そんなことはありません。
私の実際の得点(令和2年度)
【一応解説】
一次試験
得点A=経済学
得点B=財務会計
得点C=企業経営
得点D=運営管理
得点E=経営法務
得点F=情報システム
得点G=中小企業政策
二次試験
点A=事例Ⅰ
点B=事例Ⅱ
点C=事例Ⅲ
点D=事例Ⅳ
二次試験の得点がわかります。超貴重な情報です。
4.得点開示の意義
得点バトルや得点マウントの取り合いで楽しむことも出来ますが、再現答案と組み合わせることで本領を発揮します。
本来は筆記試験が残念だった人にこそ使っていただきたい制度です。
どこに問題があったのか、どんな回答だったら得点が高いのかなどの分析に非常に役立ちます。
(ていうか本当に信頼できるのがこれしかない)
※再現答案の再現性を考慮する必要はあります。
さらに予備校の採点サービスなどと比較することで本試験採点との差異も一目瞭然。
どこの予備校の信頼度が高そうなのかわかります。
という感じで、今後の勉強の方向性や予備校選びなどにも非常に生かすことができます。
5.得点開示請求の背景
蛇足ですが、この制度が広まったのは2015年以降です。結構最近です。
それまで二次試験結果はA~Dランクでしかわかりませんでした。
合格者の場合それすらわからなかったですし、そもそも全事例Aなら合格なのか、ABABとかでも合格できるのかすらわかっていなかった様です。
とある弁護士の方(一発合格道場6代目の方)が、個人情報保護法の観点から請求を試みたところ、あっさり得点開示されてそこから一気に広まりました。
根拠法はこれです。↓
もう診断協会側が得点請求方法をマニュアル化してオープンにしています。
(いちいちやり方の問い合わせ受けたり色んなパターンで請求されたりするのも面倒なんでしょうけど)
それなら得点案内までをデフォルトにしちゃえば…。
この裏技感がいいんじゃあないか。小娘(昭和生まれ)にはわからんかね。
裏技感わかる。
わかんのかい!
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