
こんにちは燦です。
今年も夏(2次試験の季節)がやってきましたね!
様々な想いが交錯する大人の夏じゃよ。
ここでは令和7年度に2次試験を受ける人向けに基礎を改めて説明しておきます!
よろしく!
■この記事はこんな人にオススメ
★これから2次試験の学習を始める方
■動画解説版
1. 2次試験とは?1次試験との違い
そもそも2次試験って何が違うの?
1次試験との最大の違いは「記述式」ということです。マークシートではなく、実際に文章で答えを書かなければいけません。
試験の趣旨
- 中小企業診断士として実際の業務に必要な能力を問う
- コンサルティングのような実践的な試験
つまり、単純に知識を暗記すればOKという試験ではなく、論理的思考力と記述力が求められるんですね。
試験の流れ
2次試験は2段階構成になっています:
- 筆記試験(10月下旬):4つの事例に答える ← メイン
- 口述試験(1月中旬):ほぼ100%合格
実質的には筆記試験がすべてです。口述試験はよほどのことがない限り落ちません。
2. 試験制度とスケジュール
令和7年度のスケジュール
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 筆記試験 | 10月26日(勝負の日!) |
| 合格発表 | 1月中旬(約3ヶ月後) |
| 口述試験 | 合格者のみ |
長い待機期間がありますが、口述試験の対策は合格発表後で十分間に合います。
試験当日のタイムスケジュール
1日で4つの事例を連続で解きます
- 事例Ⅰ:80分
- 事例Ⅱ:80分
- 事例Ⅲ:80分
- 事例Ⅳ:80分
朝から夜まで、まさに体力勝負です!疲れてくると頭が回らなくなるので、体調管理も重要な対策の一つですね。
合格基準
- 総合得点240点以上(4科目合計)
- 各科目40点以上(足切りあり)
これは1次試験と同じ仕組みです。どれか1つが39点だと、他が高得点でも不合格になってしまいます。
申込方法の重要な変更点
今年からインターネット申込のみに変更されました!
- 受験料:17,800円
- 郵送申込は廃止
- フィーチャーフォン(ガラケー)からは申込不可
- PC・スマートフォン・タブレットのみ対応
3. 合格率と試験の特徴
合格率は約18%
毎年約8,000人が受験し、そのうち約2割の方が合格しています。
重要なポイント:これは相対評価です。240点以上取れば自動的に合格というわけではなく、上位2割に入らないと240点はもらえないという仕組みになっています。
試験問題の構造
与件文
- A4(実際はB5)で2〜3ページ
- 2,000〜3,000文字の企業事例
- 年々長くなっている傾向
設問文
- 各事例4〜6問程度
- 合計500〜600文字程度の記述
- 1問あたり100〜200文字が多い
回答用紙
- マス目形式
- 文字数制限あり
4. 各事例の特徴
| 事例 | 分野 | 特徴 |
|---|---|---|
| 事例Ⅰ | 組織・人事 | 得意不得意が分かれる |
| 事例Ⅱ | マーケティング | 得意不得意が分かれる |
| 事例Ⅲ | 生産・技術 | 比較的得点しやすい |
| 事例Ⅳ | 財務・会計 | 計算問題あり、得意な人は有利 |
事例Ⅳで稼ぐのが合格への近道です。事例Ⅰ・Ⅱは狙って高得点を取るのが難しいですが、事例Ⅳは時間をかければかけただけ確実に伸びます。
5. 効果的な勉強法
基本的な学習方針
過去問中心の学習が絶対的な大原則です。
最低限必要な学習量
- 5年分はやりたい
- 少なくても3年分
- 出来れば10年分
学習時間の目安
総学習時間:約200時間
- 1日2〜2.5時間
- 平日2時間、休日で少し稼ぐ
各事例への時間配分例(200時間の場合)
- 事例Ⅰ:40時間
- 事例Ⅱ:40時間
- 事例Ⅲ:50時間
- 事例Ⅳ:70時間
事例Ⅳは計算系なので、時間をかければかけただけ伸びやすいんです。
学習の進め方
- 過去問を解く(50〜100事例が目安)
- 時間管理の訓練(80分厳守)
- 振り返りをしっかり行う
- 初見の過去問を直前期まで残しておく
重要:2回目以降の過去問が解けても、それは当然です。初見の問題でどれだけ対応できるかが実力の指標になります。
6. 合格のポイント
絶対に覚えておきたい5つのポイント
①与件文に忠実になる
与件文に書いていないことは存在しません。根拠を探すときは必ず与件文の中から見つけましょう。
②設問に忠実に答える
聞かれたことにちゃんと答える。これが意外と難しく、ついつい違うことを書いてしまいがちです。
③2次試験用の知識を身につける
1次試験ほどの知識量は不要ですが、深い知識が求められます。
④自分なりの回答手順を確立する
時間管理と直結する重要なポイントです。80分で確実に解き切る自分の型を作りましょう。
⑤事例Ⅳで稼ぐ
計算系は努力が点数に直結しやすいので、事例Ⅳを得点源にするのが効率的です。
7. よくある失敗パターン
①解答の暗記
過去問の模範解答を覚えることが目的ではありません。初見の問題に対する対応力を身につけることが重要です。
②一人よがりな回答
- 自分の経験則で解答してしまう
- コンサル経験や高学歴の方が陥りやすい罠
- 2次試験特有の解答方法を身につける必要があります
③時間不足
時間管理の失敗は致命的です。知識がしっかり整理されていると解答スピードが格段に上がります。
④難問の切り捨て
「難しい問題は捨てて簡単な問題で稼ぐ」という戦略は推奨しません。
- 解いている最中に難易度の判断は困難
- 自信があっても意外と得点できないことがある
- 満遍なく全部解くことが重要
8. 学習のアドバイス
①過去問は50〜100事例を目標に
- 10年分解くと40事例
- 2周すると80事例
- 1回目はしっかり80分で解く
- 2回目以降は時間短縮可
②自分に合った解答方法を見つける
世の中にはいろんな解答方法がありますが、最終的には自分に合った方法を見つけることが大切です。
- 他の意見も参考にしつつ
- 最終的には自分流でOK
- 解答方法に正解はありません
③隙間時間の活用
まとまった80分の確保が難しい場合:
- 2次試験特有の頻出ワードを覚える
- 知識の整理を隙間時間で
- 組織・人事なら「権限移譲」「内発的動機」など
④健康管理
- 直前期は特に重要
- 人混みを避け体調を崩さないよう注意
2次試験は確かに難しい試験ですが、正しい方法で学習すれば必ず突破できます。特に1次試験を乗り越えた皆さんなら、基礎的な能力は十分備わっています。
あとは2次試験特有の対応方法を身につけるだけです。頑張ってください!
楽しい2次試験ライフになりますように。
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