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2次試験知識 事例Ⅰその① 事業承継・新規事業開発

 

こんにちは燦です。
こちらはYouTubeの知識インプットシリーズです。

うむ。どんなコンテンツなんじゃ?

聞くだけでなんとなく各事例の雰囲気を味わう動画+ブログ記事として投稿しています。

知識もなんだかんだ必要だよね。

 

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◆目次◆

 

事例Ⅰ-① 事業承継・新規事業開発

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  1. 事業承継 ← これ!
  2. 新規事業開発 ← これ!
  3. 競争優位性
  4. 経営戦略/事業戦略
  5. 組織・人事
  6. 後継者育成
  7. 市場・販路開拓
  8. シナジー
  9. 経営環境変化
  10. 経営資源

特に事業承継なんて、平成23年から令和5年まで10回も出てるんですよ!令和に入ってからはほぼ毎年出題されてます。これはもう、出ないわけがないレベルですね。

 

1. 事業承継を完全攻略!

そもそも事業承継って何?

簡単に言うと、「社長が交代すること」です。でも、ただ交代すればいいってもんじゃないんですよね。会社をちゃんと引き継いで、さらに成長させていかないといけない。これが結構大変なんです。

1-1. 誰に引き継ぐ?後継者選びが超重要

社内の人に任せる場合

いいところ

  • 会社のことをよく知ってる(当たり前ですよね)
  • 従業員や取引先から「まあ、そりゃそうだよね」って納得してもらいやすい
  • スムーズに引き継げる可能性が高い

困るところ

  • そもそも「やりたい!」って人がいない場合がある
  • 「息子に継がせたいけど、息子が嫌がってる」とか
  • 「従業員の中にいい人がいない」とか

外部の人に任せる場合

いいところ

  • 新しいアイデアや経営手法を持ち込んでくれる
  • 後継者がいない問題を解決できる
  • 新しい資金や事業拡大のチャンスも

困るところ

  • 社風が合わなくて摩擦が起きやすい
  • 従業員が「この人誰?」って感じで受け入れるのに時間がかかる
  • 「なんでこの人なの?」って説明が大変

後継者に必要な能力って?

これ、結構たくさんあるんですよ:

  1. 経営スキル:お金の管理、戦略を考える力、営業力など
  2. リーダーシップ:みんなを引っ張っていく力
  3. 業界の知識:その業界のことをちゃんと知ってること

当然ですが、いきなり「はい、明日から社長ね」ってわけにはいかないので、段階的に育てていく必要があるんです。

1-2. 実際に引き継ぐときの3つのポイント

ポイント①:お金と権限の話

これ、めちゃくちゃ大事です。株式をどうするかって話なんですが:

  • 株式譲渡:会社まるごと引き継ぎ(借金も含めて全部)
  • 事業譲渡:事業だけ引き継ぎ(借金とか従業員は相談して決める)

ポイント②:技術とノウハウ

これが一番厄介かも。特に職人系の会社だと、「おじいちゃんの技術が引き継げない!」ってなりがちです。

だから:

  • 若い人をベテランにつけてOJTで教える
  • 技術をマニュアル化する
  • データベースに残す

要するに、「頭の中にある技術を見える形にしましょう」ってことですね。

ポイント③:人間関係

これも超重要!社長個人とのつながりで成り立ってる取引って結構あるんですよ。

だから:

  • 先代社長と一緒に取引先に挨拶回り
  • 金融機関にも新しい事業計画を説明
  • 従業員との関係もしっかり築く

1-3. 承継後が本当のスタート

事業承継って、「はい、交代しました」で終わりじゃないんです。ここからが本番!

  • 今までの良い伝統は残しつつ
  • 新しいことにもチャレンジする
  • 組織を活性化させる
  • DXとか新しい取り組みも入れていく

要するに、「変革のチャンス」として捉えることが大事なんですね。

 

2. 新規事業開発も完全攻略!

さて、お次は新規事業開発です。これも事例1の定番中の定番ですよね。

2-1. アンゾフの成長戦略を覚えよう

これ、絶対に覚えてください!新規事業を考えるときの基本中の基本です。

  今の市場 新しい市場
今の商品 市場浸透戦略 新市場開拓戦略
新しい商品 新製品開発戦略 多角化戦略

 

それぞれ説明しますね

  1. 市場浸透戦略:今の商品を今の市場でもっと売る
    • 一番安全だけど、限界がある
  2. 新市場開拓戦略:今の商品を新しい市場で売る
    • 例:地方から都市部へ、国内から海外へ
  3. 新製品開発戦略:新しい商品を今の市場で売る
    • お客さんのことはよく知ってるから、いい商品さえできれば...
  4. 多角化戦略:新しい商品を新しい市場で売る
    • 一番リスクが高いけど、当たれば大きい

多角化戦略の注意点

よくある失敗パターンが「非関連多角化」なんです。

例えば、町の金物屋さんがいきなりIT事業を始める、みたいな。これって、ノウハウが全然ないから失敗しやすいんですよね。

だから中小企業の場合は、「関連多角化」がおすすめ。今の技術やノウハウを活かせる新事業を考える、ってことです。

2-2. 市場調査は絶対にやろう

新しい市場に進出するなら、絶対に調査が必要です。

既に市場がある場合

  • どのくらい需要があるの?
  • 競合他社はどんな感じ?
  • 自分たちの強みを活かせる隙間はある?

まだ市場がない場合

これが一番難しいんですが...

  • 潜在的な需要を掘り起こす
  • とりあえず試験的にサービスを始めてみる
  • お客さんの反応を見ながら改善していく

要するに、「作りながら市場も一緒に作っていく」って感じですね。

2-3. 専門チームを作ろう

新規事業って、今の組織体制だとうまくいかないことが多いんです。

なぜかというと:

  • 意思決定が遅い
  • 既存事業に足を引っ張られる
  • 新しいアイデアが出にくい

だから:

  • 専門のプロジェクトチームを作る
  • 新しい事業部を立ち上げる
  • 場合によっては別会社にする

少数精鋭で機動力のあるチームにすることが大事なんです。

 

まとめ!

事業承継のポイント

  1. 後継者選び:社内か社外か、それぞれメリット・デメリットがある
  2. 引き継ぎ:お金・技術・人間関係の3つをしっかり引き継ぐ
  3. 承継後:変革のチャンスとして新しいことにチャレンジ

新規事業開発のポイント

  1. アンゾフの成長戦略:4つのパターンを理解する
  2. 関連多角化:中小企業は既存の強みを活かした展開が基本
  3. 市場調査:しっかり調べてから進出する
  4. 専門チーム:新規事業専門の組織を作る

というわけで、今回は事例1の超重要テーマ2つを解説しました。

これらの知識があれば、事例1の問題を見たときに「あ、これは事業承継の問題だな」「これは新規事業開発の問題だな」って瞬時に判断できるようになります。

あとは実際の過去問を使って、この知識をどう答案に書くかを練習するだけですね。頑張ってください!

 

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