こんにちは燦です。
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事例Ⅰ-① 事業承継・新規事業開発
- 事業承継 ← これ!
- 新規事業開発 ← これ!
- 競争優位性
- 経営戦略/事業戦略
- 組織・人事
- 後継者育成
- 市場・販路開拓
- シナジー
- 経営環境変化
- 経営資源
特に事業承継なんて、平成23年から令和5年まで10回も出てるんですよ!令和に入ってからはほぼ毎年出題されてます。これはもう、出ないわけがないレベルですね。
1. 事業承継を完全攻略!
そもそも事業承継って何?
簡単に言うと、「社長が交代すること」です。でも、ただ交代すればいいってもんじゃないんですよね。会社をちゃんと引き継いで、さらに成長させていかないといけない。これが結構大変なんです。
1-1. 誰に引き継ぐ?後継者選びが超重要
社内の人に任せる場合
いいところ
- 会社のことをよく知ってる(当たり前ですよね)
- 従業員や取引先から「まあ、そりゃそうだよね」って納得してもらいやすい
- スムーズに引き継げる可能性が高い
困るところ
- そもそも「やりたい!」って人がいない場合がある
- 「息子に継がせたいけど、息子が嫌がってる」とか
- 「従業員の中にいい人がいない」とか
外部の人に任せる場合
いいところ
- 新しいアイデアや経営手法を持ち込んでくれる
- 後継者がいない問題を解決できる
- 新しい資金や事業拡大のチャンスも
困るところ
- 社風が合わなくて摩擦が起きやすい
- 従業員が「この人誰?」って感じで受け入れるのに時間がかかる
- 「なんでこの人なの?」って説明が大変
後継者に必要な能力って?
これ、結構たくさんあるんですよ:
- 経営スキル:お金の管理、戦略を考える力、営業力など
- リーダーシップ:みんなを引っ張っていく力
- 業界の知識:その業界のことをちゃんと知ってること
当然ですが、いきなり「はい、明日から社長ね」ってわけにはいかないので、段階的に育てていく必要があるんです。
1-2. 実際に引き継ぐときの3つのポイント
ポイント①:お金と権限の話
これ、めちゃくちゃ大事です。株式をどうするかって話なんですが:
- 株式譲渡:会社まるごと引き継ぎ(借金も含めて全部)
- 事業譲渡:事業だけ引き継ぎ(借金とか従業員は相談して決める)
ポイント②:技術とノウハウ
これが一番厄介かも。特に職人系の会社だと、「おじいちゃんの技術が引き継げない!」ってなりがちです。
だから:
- 若い人をベテランにつけてOJTで教える
- 技術をマニュアル化する
- データベースに残す
要するに、「頭の中にある技術を見える形にしましょう」ってことですね。
ポイント③:人間関係
これも超重要!社長個人とのつながりで成り立ってる取引って結構あるんですよ。
だから:
- 先代社長と一緒に取引先に挨拶回り
- 金融機関にも新しい事業計画を説明
- 従業員との関係もしっかり築く
1-3. 承継後が本当のスタート
事業承継って、「はい、交代しました」で終わりじゃないんです。ここからが本番!
- 今までの良い伝統は残しつつ
- 新しいことにもチャレンジする
- 組織を活性化させる
- DXとか新しい取り組みも入れていく
要するに、「変革のチャンス」として捉えることが大事なんですね。
2. 新規事業開発も完全攻略!
さて、お次は新規事業開発です。これも事例1の定番中の定番ですよね。
2-1. アンゾフの成長戦略を覚えよう
これ、絶対に覚えてください!新規事業を考えるときの基本中の基本です。
今の市場 | 新しい市場 | |
---|---|---|
今の商品 | 市場浸透戦略 | 新市場開拓戦略 |
新しい商品 | 新製品開発戦略 | 多角化戦略 |
それぞれ説明しますね
- 市場浸透戦略:今の商品を今の市場でもっと売る
- 一番安全だけど、限界がある
- 新市場開拓戦略:今の商品を新しい市場で売る
- 例:地方から都市部へ、国内から海外へ
- 新製品開発戦略:新しい商品を今の市場で売る
- お客さんのことはよく知ってるから、いい商品さえできれば...
- 多角化戦略:新しい商品を新しい市場で売る
- 一番リスクが高いけど、当たれば大きい
多角化戦略の注意点
よくある失敗パターンが「非関連多角化」なんです。
例えば、町の金物屋さんがいきなりIT事業を始める、みたいな。これって、ノウハウが全然ないから失敗しやすいんですよね。
だから中小企業の場合は、「関連多角化」がおすすめ。今の技術やノウハウを活かせる新事業を考える、ってことです。
2-2. 市場調査は絶対にやろう
新しい市場に進出するなら、絶対に調査が必要です。
既に市場がある場合
- どのくらい需要があるの?
- 競合他社はどんな感じ?
- 自分たちの強みを活かせる隙間はある?
まだ市場がない場合
これが一番難しいんですが...
- 潜在的な需要を掘り起こす
- とりあえず試験的にサービスを始めてみる
- お客さんの反応を見ながら改善していく
要するに、「作りながら市場も一緒に作っていく」って感じですね。
2-3. 専門チームを作ろう
新規事業って、今の組織体制だとうまくいかないことが多いんです。
なぜかというと:
- 意思決定が遅い
- 既存事業に足を引っ張られる
- 新しいアイデアが出にくい
だから:
- 専門のプロジェクトチームを作る
- 新しい事業部を立ち上げる
- 場合によっては別会社にする
少数精鋭で機動力のあるチームにすることが大事なんです。
まとめ!
事業承継のポイント
- 後継者選び:社内か社外か、それぞれメリット・デメリットがある
- 引き継ぎ:お金・技術・人間関係の3つをしっかり引き継ぐ
- 承継後:変革のチャンスとして新しいことにチャレンジ
新規事業開発のポイント
- アンゾフの成長戦略:4つのパターンを理解する
- 関連多角化:中小企業は既存の強みを活かした展開が基本
- 市場調査:しっかり調べてから進出する
- 専門チーム:新規事業専門の組織を作る
というわけで、今回は事例1の超重要テーマ2つを解説しました。
これらの知識があれば、事例1の問題を見たときに「あ、これは事業承継の問題だな」「これは新規事業開発の問題だな」って瞬時に判断できるようになります。
あとは実際の過去問を使って、この知識をどう答案に書くかを練習するだけですね。頑張ってください!
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