とりあえず診断士になるソクラテス

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二次試験 事例Ⅲ 生産管理と生産性向上 保存用スライド有り

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こんにちは!燦です。
今回は事例Ⅲです!

製造業の事例のやつじゃね。
やっぱり本業が製造業の人が有利?

製造現場のイメージが湧くのは有利と思いますけど、100%有利かっていうとそうでもない気がします。

あんた製造業なんじゃろ?

はい。でもどうしても固定観念が邪魔しますので…。
あくまで運営管理のセオリーに沿って対応する必要があります。

そういうもんかいね。

 

目次

 

1.出題はワンパターン

 

出題は毎回大体この流れですよね。

第1問 強みや弱みの分析
第2問~第4問 生産改善、ICT導入
第5問 今後の戦略

流れがワンパターンなら得点を取りやすいのでは?

だと思ってたんですけど、最近は解答の切り分けが難しくなってますよね。

解答の切り分け?

企業のどこが問題になっているか、そのネタ自体は比較的わかりやすいと思うんですが、それをどの設問の解答に使うかが結構難しいんです。

問題がわかっていても、解答欄がズレてしまうと大きく減点か…。

 

2.解答の切り分け

 

生産上の問題は、生産管理生産性向上に切り分けられます。

営業面は?

営業活動も、納期管理生産計画などは生産管理と関わりますし、受注~設計作業短縮化出来れば生産性向上にもつながりますね。

まずは、生産管理上の問題点と生産性を阻害している問題点を把握すればいいのかな?

とはいえ、最近の試験では生産管理上の問題点と対策を述べよ。とか生産性向上の為にどうすればいいかを述べよ。といったような直接的な聞き方はしてくれません。

令和2年度では納期遅延(営業面、製造面)について答えろだったね。

納期遅延対策については、生産管理も生産性向上もどちらも必要になりますね。営業面と製造面に分けて、それぞれをうまく組み入れて解答する必要があります。

うーむ…。

 

3.生産管理のフレーム

 

とはいえ、まずは生産管理上の課題を抽出することは重要です。
こちらをご参照ください。

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この中で出来てないところを抜けなく見つけて、改善するという感じじゃね。

はい。課題を抽出して要は「ちゃんと管理する」ってだけなんだけど、それじゃ解答にならないので、計画頻度は1か月を2週間にするとか、受注情報を直ちに共有するとか、全工程の計画を連動させるとか、発注方法を定期発注式に変えるとか、少し具体的な提案が必要になります。

 

4.生産性向上のフレーム

 

もう一つが生産性向上です。一人当たりの付加価値額を上げないと給料は上がりませんから、これが超重要です。

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与件文にボトルネック的な問題個所があるなら、そこの改善は100%どこかの解答に使うと思います。

一部の人間に作業負荷が集まっている場合なんかもそうじゃね。

とにかく平準化して全体最適化を目指しましょう!

ICT(インフォメーションコミュニケーションテクノロジー)も生産性向上なの?

どっちかっていうとリードタイム短縮、利便性向上、省人化などで生産性向上系かなと思いました。
でも情報共有が容易になるので生産管理上の解決にもなると思いますよ。

ふむ。DRINK要素がどんな問題に生かせるかじゃね。
ん、高付加価値にもつながるの?

実はICT導入効果に対するアンケート1位は顧客に対する付加価値向上効果だったりもするみたいです。(飲食店のタブレットオーダー方式とかのイメージでしょうか)
製造業でも顧客の注文システムと連動出来れば、付加価値の向上にもつながりますね。

 

5.情報システムワードのおさらい

 

用語について最低限把握しとかないと施策案が出しにくいかもしれないので、一次知識の復習もしておいてくださいね。

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過去に、NC、MC、3DCADなんかが解答候補に使われていたね。
今度はFMCとかFAか?

まぁ中小企業なんでそんなに大規模なハイテクシステム導入はないような気もしますけどね…。

 

6.最後の問題

 

最後の問題は大体、今後の経営戦略を問われます。
最後が知識問題で終わることもありますけど。

経営戦略とか無限にありそうだが、どうやって答える?

もちろん設問の指示に従うのは最重要として、その次に大事なのは外部環境分析かと思います。

てことは外部の機会にC社の強みを重ねる感じでいいのかな?

基本はそうですよね。でも事例Ⅱとは違って、事例Ⅲは第2~第4問の中で弱みの改善の話が多いですよね。
だから克服した弱みの部分も生かしたいですね。

キャパが空けばさらに受注を増やすとか、品質向上すればさらに高品質な案件にTRYすると、そういうことじゃね。

はい、切り口としては例えばこんな感じです。

 

経営戦略の切り口

1.強みの活用

第1問で解答した強み、一貫生産とか技術力の高さなどの活用からはずれないように外部環境の機会と合わせる。大量生産やコスト競争の戦略にはならないはず。既存浸透戦略系。(一顧客依存や衰退市場からの脱却とは反りが合わない可能性有り)

 

2.弱みの克服

第2~4問で抽出した生産面の課題、あるいは特に触れてこなかった営業面の課題などを克服することで、今まで参入出来なかった外部機会に挑戦することが可能かもしれない。新市場開拓戦略系。

 

3.投資戦略

新設備導入(専用機、量産機、ICT機)や建屋増築なども候補に入る可能性がある。突拍子もない投資はNG。何かそれを示唆する設問文や与件文があるときは積極的に活用したい。新製品開発戦略系。

 

4.連携活用

企業間のつながり(例えば工業団地の集会)や特殊な顧客とのつながり(例えばデザイナーとの付き合い)などが与件文にあれば、ここで使う可能性が高い。

 

 

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